ヤギナビ
Nobody卒業生福祉ネイリスト

介護の現場で感じた「あと少し」を形に。福祉ネイルという新しい選択肢

30代女性/元介護福祉士(経験7年)

■ 現場で感じ続けていた「あと少し」 介護福祉士として7年間、利用者さんの生活を支えてきました。 その中でずっと心に引っかかっていたのが、爪のことでした。巻き爪で痛そうにされている方、伸びたままになってしまっている方。手を取ってケアをして差し上げたいけれど、専門的な知識がないまま踏み込むことはできません。「もう少し何かしてあげられたら」——その気持ちが積み重なっていきました。 ■ 介護を辞めるためではなく、続けるために Nobodyのネイリスト養成科に入ったのは、介護の仕事を辞めたかったからではありません。むしろ逆で、介護の現場でできることを増やしたかったからです。 学んでみると、ネイルは爪を美しく飾るだけの技術ではありませんでした。爪の構造を知り、状態を見極め、その方に合ったケアを考える。介護の現場で身につけた「その人をよく見る」という視点が、そのまま活きる分野でした。 ■ 福祉ネイルという仕事 修了後は、福祉ネイルの分野へ。高齢者や介護が必要な方に向けたネイルケアです。 爪がきれいに整うと、その方の表情が変わります。「自分の手を見るのが久しぶりに楽しい」と言っていただけたときは、介護の仕事とはまた違う手応えがありました。身体を支えることと、その方の気持ちを明るくすること。どちらも同じくらい大切なのだと感じています。 ■ 兼ねるという働き方 今は介護職とネイリストの両方を続けています。どちらかを選ぶ必要はありませんでした。 新しいことを学ぶというと、今の仕事を辞めて別の道に進むイメージがあるかもしれません。でも、今の仕事に足していくやり方もあります。7年間の介護経験があったからこそ、福祉ネイルという分野で自分にしかできないことがある。キャリアの幅は、そうやって広げていけるのだと思います。

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