Muse卒業生広報・企画(不動産)
40代・不動産営業からデザインへ。「売る力」に「つくる力」を足して広報・企画職へ
40代男性/元不動産営業
■ 40代で「学び直す」という選択
長く不動産営業として働いてきました。物件の魅力をどう伝えるか、お客様が本当に求めているものは何か——現場で考え続けてきたことです。
一方で、チラシや広告の制作はいつも外部にお任せ。「ここはこう見せたい」というイメージが自分の中にあっても、それを形にする手段を持っていませんでした。自分でつくれたら、もっと伝わるものができるのではないか。その思いが、40代での学び直しにつながりました。
■ Illustrator・Photoshopを一から
Museの「Webデザイナー・グラフィックデザイナー養成科」では、Illustrator・Photoshopの操作からデザインの基礎まで、本当に一からのスタートでした。
年齢を重ねてから新しいツールを覚えることに不安がなかったといえば嘘になります。ただ、営業として「伝えること」を考え続けてきた時間は無駄ではありませんでした。配色にも余白にもレイアウトにも理由があると学んだとき、これまで感覚でやってきたことが言葉で説明できるようになっていく感覚がありました。
■ 「営業ができるデザイナー」という強み
就職活動で見えてきたのは、「不動産をわかっている人がデザインもできる」ことの価値でした。
物件の売り出し方も、お客様が知りたい情報の優先順位も、現場で身につけたものです。デザインだけができる人でも、不動産だけがわかる人でもない。その掛け合わせが、そのまま強みになりました。
修了後は不動産企業の広報・企画部門へ。年収も前職から大きく上がりました。
■ キャリアは「積み上げ」でいい
40代の転職というと、これまでを捨てて新しい世界に飛び込むイメージがあるかもしれません。でも実際は逆でした。営業一本だったキャリアに「つくる力」が加わっただけで、これまでの経験はすべて活きています。
今は自分の手で企画を形にできる。伝えたいことを、伝えたい形で届けられる。学び直しは、キャリアをやり直すことではなく、積み上げることなのだと感じています。